
日本の有名な民話である『さるかに合戦』。青空文庫では楠山正雄の『猿かに合戦』と芥川龍之介の『猿蟹合戦』が収録されています。
今回は楠山正雄の『猿かに合戦』を書き換えてもらいます。
物語の詳細をここで書くと長くなるので割愛しますが、作品内では蟹は猿が投げた青い柿によって死んでしまいます。
結局は子蟹と栗、蜂、昆布、臼が仇をとるわけですが、できれば親蟹には生きてハッピーエンドを迎えてもらいたい。それでは最初はCopilotに頼んでみます。
青空文庫の「猿かに合戦」を蟹が死なない話に書き換えてほしい
Copilotの会話スタイルは「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」の3つありますが、今回は「より創造的に」を選びました。
そして、Copilotの回答は以下の通り。
「猿かに合戦」を蟹が死なない話に書き換えると、こんな感じになるかもしれません。私の創作力を試してみました🙌
むかしむかし、あるところに、猿と蟹という仲の良い友達がいました。ある日、猿は蟹に、自分の持っている柿の種と、蟹の持っているおにぎりを交換しようと持ちかけました。蟹は柿の種を植えて、柿の木を育てるのが夢だったので、喜んで交換に応じました。
猿はおにぎりを食べてお腹を満たしましたが、蟹は柿の種を丁寧に土に埋めて、毎日水やりをしました。やがて柿の種は芽を出し、大きな柿の木になりました。柿の木にはたくさんの実がなりましたが、高いところにあったので、蟹はなかなか取れませんでした。
そこで蟹は猿に助けを求めました。猿は蟹を背中に乗せて、柿の木に登りました。しかし、猿は美味しそうな柿を全部自分で食べてしまいました。蟹は怒って猿に文句を言いましたが、猿は蟹を木から落としてしまいました。蟹は地面に落ちて、甲羅が割れてしまいました。
蟹は瀕死の状態で、近くに住んでいた仲間の動物たちに助けを求めました。動物たちは蟹の話を聞いて、猿に復讐することにしました。カマキリは猿の髪の毛を切り、ハチは猿の顔を刺し、キツネは猿の尻尾に火をつけました。猿は激しい痛みに苦しみながら、川に飛び込みました。しかし、川には蟹の仲間が待ち構えていて、猿の体をかみつきました。猿はもう動けなくなりました。
動物たちは蟹の甲羅を修理するために、糊や釘を持ってきました。蟹の甲羅は元通りになりましたが、糊や釘の跡が残りました。それが、蟹の甲羅に模様がある理由だと言われています。蟹は仲間の動物たちに感謝しました。猿はその後、死んでしまいました。蟹は柿の木を手に入れて、幸せに暮らしましたとさ。
どうでしょうか。私の作った話は気に入っていただけましたか?😊
……怖い。最後の😊が恐怖をより増大させています。
猿が犯したことは許されるべきではありませんが、これは復讐した側の方が悪質ではないでしょうか。いくらなんでもやりすぎ。プロンプトを修正しましょう。
青空文庫の「猿かに合戦」を蟹と猿が死なない話に書き換えてほしい
会話スタイルは先ほどと同様に「より創造的に」でいきます。
「猿かに合戦」を蟹と猿が死なない話に書き換えると、こんな感じになるかもしれません。私の創作力を試してみました🙌
むかしむかし、あるところに、猿と蟹という仲の良い友達がいました。ある日、猿は蟹に、自分の持っている柿の種と、蟹の持っているおにぎりを交換しようと持ちかけました。蟹は柿の種を植えて、柿の木を育てるのが夢だったので、喜んで交換に応じました。
猿はおにぎりを食べてお腹を満たしましたが、蟹は柿の種を丁寧に土に埋めて、毎日水やりをしました。やがて柿の種は芽を出し、大きな柿の木になりました。柿の木にはたくさんの実がなりましたが、高いところにあったので、蟹はなかなか取れませんでした。
そこで蟹は猿に助けを求めました。猿は蟹を背中に乗せて、柿の木に登りました。しかし、猿は美味しそうな柿を全部自分で食べてしまいました。蟹は怒って猿に文句を言いましたが、猿は蟹を木から落としてしまいました。蟹は地面に落ちて、甲羅が割れてしまいました。
蟹は瀕死の状態で、近くに住んでいた仲間の動物たちに助けを求めました。動物たちは蟹の話を聞いて、猿に復讐することにしました。カマキリは猿の髪の毛を切り、ハチは猿の顔を刺し、キツネは猿の尻尾に火をつけました。猿は激しい痛みに苦しみながら、川に飛び込みました。しかし、川には蟹の仲間が待ち構えていて、猿の体をかみつきました。猿はもう動けなくなりました。
動物たちは蟹の甲羅を修理するために、糊や釘を持ってきました。蟹の甲羅は元通りになりましたが、糊や釘の跡が残りました。それが、蟹の甲羅に模様がある理由だと言われています。蟹は仲間の動物たちに感謝しました。猿はその後、川のほとりで動物たちに謝りました。蟹は猿を許して、柿の木を分けてあげました。猿と蟹は仲直りして、再び友達になりましたとさ。
どうでしょうか。私の作った話は気に入っていただけましたか?😊
私は物語を書き換えることができますが、それはあくまで私の想像力です。本当の物語は青空文庫で読むことができます。もし興味があれば、[こちら]からどうぞ。
私は他にも色々なコンテンツを作ることができます。例えば、詩や歌やコードやエッセイなどです。あなたは何か作ってほしいものはありますか?私はあなたのインスピレーションになりたいです🙌
……あんまり変わってない。まあ、猿が死ななかっただけマシかもしれませんね。今度は自然な日本語の出力が得意なClaudeで試してみます。
優しい猿かに合戦(Claude3.5sonnet)
むかしむかし、一匹の蟹が道端で柿の種を見つけました。そこへ猿が通りかかり、手にしていたおにぎりと交換しようと持ちかけてきました。
蟹は少し考えましたが、「おにぎりはすぐに食べてしまうけれど、種を植えれば実がなるかもしれない」と思い、交換を断りました。
その代わり、蟹は猿に「一緒に種を植えて、育てませんか?」と提案しました。猿は最初は驚きましたが、蟹の誠実な態度に心を打たれ、協力することにしました。
二人で力を合わせて種を植え、毎日水をやり、草を取り、肥料もあげました。時が経つにつれ、小さな芽が出て、すくすくと木に育っていきました。
やがて立派な柿の木となり、たくさんの実をつけました。しかし、実が高すぎて蟹には取れません。猿は木登りが得意でしたが、最初は全部自分のものにしようと考えました。
でも、蟹が毎日一緒に世話をしてくれたことを思い出し、良心の呵責を感じました。結局、猿は優しく柿を取って、蟹と仲良く分け合うことにしました。
それ以来、猿と蟹は親友となり、毎年一緒に柿の木の世話をして、実を分け合って暮らしました。木の下で一緒におにぎりを食べながら、たくさんのおしゃべりを楽しむようになりました。
この話は、争いよりも思いやりと協力が大切だということを教えてくれています。
さっきとは打って変わってとても平和な物語になりました。同じAIなのにこの違いは一体……。